• テキストサイズ

OH CHERRY!─山コンビ─

第13章 愛の花を咲かせよう








「はぁっ……あぁ、ん////」







僕らのマンションの


僕らのベッドの上で




僕の、最愛の人が


僕の、最大級の愛を受け入れて




謳い、躍る







「んっ……はぁっ……智くん、この体勢……辛くない?///」







僕らが出逢って


一緒に暮らし初めてから


半年余り




僕の愛しい恋人は


僕の掛け替えのない家族になった







「ぁ、ぁっ、……へいき……き、もちぃ………ぁんっ////」







同じ性を持つ僕らが


同じ姓を持てる日が来るなんて


正直、僕は想像もしていなかった




それを


今日と言う日に




こんな素敵なサプライズに変えて


僕に贈ってくれた


愛しい愛しい君







「……智……愛してる……愛してるよ……」







僕からの


変わらぬ愛を込めて




何時までも消えない印を


今日も、そのカラダに刻もう







「はあっ!!……あ、ぁぁ……///」


「………痛い?」


「ん〜ん…………嬉しい////」







何時か、君と交わした約束の証を


何時までも


永久に君が、僕のモノだと言う印を…







「うふふ………なんかさ、コレ……桜の花にも、見えるね////」


「そうだね……“桜”は、俺ら2人のマークだし…ね?////」


「………うん////」







僕が付けた


二つの赤い痣を




君が


愛おしげに指で辿る




そんな君の、細く長い指に


自分の指を絡めて




僕は、君のそのカラダに


見えない僕の証を刻み込むように




再び


深く、深く


僕の愛を打ち込み始めた





/ 165ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp