第13章 愛の花を咲かせよう
何だか事情が呑み込めそうで良く解らない俺の為に
智くんが更に詳しく事情を話してくれたところによると
要は
面識の無い俺の両親に唐突なお願いをするに当たって、スムーズに事を運ぶ為に
自分の事を良く知っている第三者である松岡さんに同行して貰ったらしい
それにしたって、わざわざ松岡さんに頼むことは無いのにと思ったのだが
その松岡さんにわざわざお願いした理由はと言うと
智くん曰わく
「あの人、下半身の節操は無いけど
信頼のおける社会的地位と人を説得して丸め込む話術はあるから(笑)」
なんだ、そうだ。
※因みに、松潤は事情を松岡さんから聞いて知っていたが、何しろどSなもんでからかってあんな事を言ったらしい(笑)
「はぁ……なる程ね……大体の事情は解ったよ(笑)」
「うふふ…でも、何で松岡さんとお父さんが意気投合しちゃったのかは解んないけどね(笑)」
「ははは、確かに解らんわ(笑)」
「でしょう?(笑)………ところでさ」
経緯を話し終えた智くんは、ふにゃふにゃ笑いながらそう言うと
俺の手をギュッと握り締めた
「…そろそろ、お家に帰ろ?
そんで……昨日の48手の続き……シょ♡」
「しましょうっ♡////」(←食い気味(笑))
こうして俺は
新しく俺の妻として生まれ変わった(←だから、本当は妻じゃないんすけどね(笑))智くんと一緒に
俺達のスイートホームへと帰って行った
記念すべき2人の誕生日の夜に
永久に揺るぎない愛を(48手にて)思う存分確認し合う為に…