第4章 建前と本音
高校生活にも慣れ始めて、
気がつけば二人の仲はより深まっていた。
『おっべんとー!おっべんとー!嬉しい嬉しいエッビフラーイ!』
「相変わらずエビフライ好きだなぁれいなは。」
『美味しいからね!所でター。お弁当は?』
「ない。おばさんに毎日作らせんのも何かよ、気が引けるっつうか。それでしばらくは自分で調達する事にしたんだよ。」
『へぇ〜。で?何食べるの?』
「カップラーメン。」
『WOW、てか、それを毎日食べる気なの?』
「悪いか?」
『健康面では…、というかお湯どうするの?』
「職員室にあるだろ?んじゃ、行ってくるわ。」
『あっ!ちょっ!』
ガラガラ…バタンッ!
『いっちゃった…』
友「ねぇ!つーちゃん!」
『ん?なぁに?』
友「つーちゃんとターレスって付き合ってるの?」
『ふぇ!?』