第34章 恋愛リアリティーショー 第11話
結局、あの後夜になって2人して起きた
案の定レンはちゃんと記憶に
あるらしく俺をポカポカと叩きながら
『アクアのエッチっ///!!変態っ///!!』
と顔を赤くして可愛い罵声と可愛い暴力を
ふるってきたが、甘んじてそれを受け入れた
だが、こっちにだって言い分がある
だから言ってやった
「好きにして良いって
言ったのは何処の誰だ??」((ニヤ
『っ…そ、それは///』
「ちゃんと俺は確認したぞ??
何をしてもいいのか、それに了承したのは
紛れも無いレンだ」
『そ…うだけど…っ///』
「なら別にそこまで言う事無いんじゃないか??」
『っ…///』
彼女の顎に人差し指を添えてクイッと
俺の目線まで上げればさっきよりも
真っ赤になって睨みつけるレン
何しても可愛いから本当に困る
これ以上何かすればまた歯止めが
効かなくなるだろうと思い、額にキスを1つ落とし
「時間くれてありがとな
また明日学校で…」
『…ん、また明日ね///??』
「おう」
一言会話を交え苺プロに帰宅した
本当はまだ一緒に居たかったが
如何せん、明日は月曜で学校だ
明日に響いたら元も子もない
だからその気持ちを抑えた
そして苺プロに戻ればルビーが
仁王立ちして待ち伏せていた
「お兄ちゃん遅い」
「…別にいいだろ」
「良くないっ」
「…なんでだよ」
「こんな時間に帰ってきて、
心做しか何か肌ツルツルしてる様に見えるし…」
「…」((ギク
そんなに直ぐに見た目に出るものなのか??
いや、有り得るか…若いって怖いな…
だがここは白を切らないといけない気がする
「…お兄ちゃん、もしかしt「さて、
風呂入って明日に備えないとな」…」((ジト
我が妹ながらこういう時の勘は鋭くて怖い
逃げるが勝ちだ
「ルビーもあんま
夜更かしすんなよ??じゃ…」((スタスタ
「…余計なお世話っ」
なんて会話をして、はや数週間
この数週間で色々と仕事があり、
着々と時間が過ぎて行った時だった
ある台風が来てた日の事…レンから
黒川の情報が入ったと聞いて内容を聞き
携帯の連絡用アプリを開いて一読した後
嫌な予感がした俺は急いで
この土砂降りの中外に出た