第14章 貴方だけの特別なショートコース……***
さっきの叶人さんには…
下のその部分には何もされてないから
そこをミナトさんに
その手で洗って貰う必要なんて無いのに
そんなお願いを 促されるままにしてしまって居て
『いろは…』
ちゃん付けじゃなくて呼び捨てで呼ばれて
自分の視線をいろはが上げると
見てるだけで
こっちにの胸が締め付けられそうな
そんな切なそうな表情をしながら
私の顔を見つめる
その…紫の瞳と ばちっと目が合ってしまった
『いろは…』
もう一度…名前を呼ばれて
近付けられる顔に… 瞼を閉じた
ミナトの腕が身体に回って来て
その腕の中に包まれる
お互いの胸とお腹を
押し付け合う様にぴったりと
これ以上の距離は詰められない距離で
ミナトさんからの火傷しそうな程に熱い
熱いキスを…受け入れるままになって居た
ヌルヌルとその手が背中を這って
ぞくぞくっと背筋が震える感覚を感じる
「んぅ、ふ…ん、んん…っ、んーん゛ッ」
キスをしてる唇から痺れる様な快感が走って
ビリビリと触れてる場所が痺れてる
ただ触れてるだけの場所が
それだけの事で 気持ち良くなってしまう