第15章 逃げるな
すると夜が明け日が昇ってきた
「あ!禰豆子!!」
振り向くと禰豆子は目を覚まし立ち上がった
「禰豆子!!駄目だ!!日陰にいけ!急げ!!」
すると禰豆子は何かを言っている
「禰豆子!!」
禰豆子は炭治郎の所へ走ってきた
「駄目だ!禰豆子!!こっちへ来るな!!」
禰豆子は日を浴び少しずつ燃えてきている
「禰豆子!」
「んんー!!んんー!!」
禰豆子は指を指した
「え?」
炭治郎が振り向くと半天狗の体はまだ動いていて里の人を追っている
(頸を斬ったのに‥なんで‥)
半天狗の頸を見ると舌に書いてある文字が変わっていた
(さっきと違う‥くそっ!!)
炭治郎は禰豆子を抱きしめた
(駄目だ!!禰豆子が‥でも里の人が‥くそっ‥決断出来ない)
すると地面が凍り半天狗が少しずつ凍っていく
(氷ノ呼吸‥弐ノ型‥凍結!はぁはぁ‥私の最後の一撃‥‥でも‥時間稼ぎにしかならない‥お願い誰か‥鬼を‥)
はそのまま倒れた
「ちゃん!!」
甘露寺が走ってきた