第13章 合宿前に大問題を抱えました!!
玲「え、ちょ、リコ先輩…。それはもしやプロテインちゃいますか?」
・・・おいおいおい!!カレーにプロテイン!?
え、何で?美味しいん?
イヤイヤ先輩達の反応をちゃんと見るんやうち!倒れてたやん!?
んじゃアカンやん!!
リ「ええ、そうよ!カレーだけじゃ栄養が偏ると思って入れたのよ!」
リコ先輩はエヘヘという感じで照れ笑いしている。
「「「それだぁぁぁぁ!!!」」」
それを見ていたバスケ部員が一斉に叫んだ。
こうしてリコ先輩が皿によそうだけで料理を不味くするという人知を超えた能力を持っているという仮説は見事に壊れてくれた。
勿論みんな安堵の表情を浮かべている。
この後もう一度リコ先輩に私がカレーの作るとこをチェックしながらで作ってもらった結果美味しいというか普通なカレーができました。
日「これで合宿中に死者が出ることは防げるな!」
木「ああ、そうだな!」
リ「せっかくいい考えだと思ったのに!」
その言葉を聞いて全員全力で首を横に振って否定しました。
中には涙ながらに止めてる奴もいたという。
こうして無事に大試食会は終わった。
めでたしめでたし!