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某国立新高等学校
第13章 浅葱医師
「――――悪い話じゃないだろう?黙って儂の言う事に従ってさえいれば君の将来は未来永劫安泰なんだから。なあ、浅葱くん?」
と言って金満院長は脂ぎった手を私の肩に回してきた。
私は身震いしたくなるのを必死でこらえながら頷いた。
頷くしかなかった――
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