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某国立新高等学校

第10章 スワップ


白田先生と係員たちはどっと一斉に笑った。

敏感なトコロに刺激を与え続けられて既に火照っていた私の顔は恥ずかしさも加わってまるで火が着きそうに熱くなった。




カチッ。


ようやく忌まわしい機械が止められた。

「よく、出来ましたあ〜。

拘束は外してあげるから汚したところ自分で掃除しなさいよ!」


こうして私は忌々しい寝台から降ろされて、顔に投げつけられた雑巾でヌルヌルした床を拭かされた。


どこか上の空だった。

責めを受けながら言われたあの言葉が気になっていた。

(相手を変える?って言ってたよネ……

それってまさか…………)




嫌な予感は的中した。
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