第15章 どっちから?
「あれは‥俺がいつものように弓を引いてる時だったな‥」
約三年前
滝川がいつものように弓を引いていると走ってくる音がした
「マサさん!!」
「か‥どうした?そんなに急いで」
滝川は弓を引く手を止めた
「マサさん!!あの‥えっと‥」
「どうした?」
「私!!マサさんの事が好き!!大好き!!頭から毎日離れないの!!だから‥あの‥えっと‥私と付き合ってほしい!!結婚して下さい!!」
は顔を真っ赤にしてそう言った
「こんな俺でよければ喜んで」
「え?いいの?本当に」
滝川は笑顔で頷いた
「だが結婚はまだ先だ!高校卒業したらな?」
滝川はの頭を撫でた
「うん!!」