第8章 欲しい
「団体戦に出たいなら部員を入れろ」
「なぁ!!もう一度男になろうぜ?なぁ?頼むよ」
「‥やだ」
「あの!いい加減にしてもらえます?」
七緒がそういうと風間は頷いた
「‥練習の邪魔をして申し訳ありません」
「風間先輩!」
「佐伯!何を言っても無駄だよ風舞は‥ちゃんを渡す気はないようだ‥」
練習を再開した
「!安心して?東条には絶対渡さないから」
「七緒‥‥」
七緒はウインクした
「‥ありがとう」
が滝川の方を見ると滝川は微笑んだ
風間は風舞の射を観察していた
(鳴宮湊‥あいつの射は凄いな‥ちゃんはそもそもなんで風舞に入ったんだ?)