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ツルネ〜自由になりたい2〜

第8章 欲しい


「俺達の弓道はちゃんがいて初めて完成する」

「をくれよ!!風舞!!」

滝川はの手を握った

「それは出来ない!」

「なんでだよ!!」

佐伯は睨みつけた

「が中学の時どれだけ辛い思いをしていたかわかるか?自分を偽って生きるのがどれほど辛いかお前たちにはわかるか?」

(マサさんが怒ってる‥?)

は滝川の手をギュッと握った

「そんなの知らねぇよ!!てか!どうでもいいし!!はただ俺達のために弓を引いていれば‥」

「佐伯」

風間は佐伯を止めた

「なんで止めるんすか!!風間先輩!!中学の時みたいにただあいつには弓を引かせてればいい!」
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