第10章 【ハイキュー】【自作】クロい野良猫【R指定】

「クロにだったら、痛くされてもいいよ…。」

そう言って黒尾をぎゅっと抱きしめた。

「はぁ…仁美…、随分と可愛くなって…。」




今まで素っ気なく対応していた仁美は何処に行ったのだろう。

自分の腕の中の女の子の上目遣いに、もう我慢もとっくに限界だ。




それでも先にキスをして、何度も仁美の唇を堪能する。

いつ口の中を舐めても甘いそのキスを味わいながら、黒尾はゆっくりと仁美の中に入っていく。




途端に仁美の体が痛みに強張った。

仁美の身体は上手く痛みを逃す事が出来なくて、中々黒尾のモノを受け入れない。

「仁美…力抜いて…。」




ちゅっちゅっと何度もキスをして、目を瞑っている仁美の瞼を撫でた。

「ごめん…、仁美に我慢して欲しい…。」




黒尾の呟く様な声に少し目を開けると、どうしようも無い情欲に顔を顰めている黒尾と目が合った。