【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第10章 【ハイキュー】【自作】クロい野良猫【R指定】
仁美が黒尾に与えられた快楽に身を任せて、ベットに横たわっているのを見下ろして、黒尾はベットの上にあるゴムに手を伸ばした。
それを目の端で捉えると、次に自分に何が起きるか想像して、目を細めてその光景を見ていた。
「……見られてると、やりづらい…。」
結構ちゃんと見てくる仁美に、黒尾は困ったように言った。
これでまた、ゴムを簡単に装着したら、慣れているとか言われないだろうか。
本当は練習してたりしたからだけど。
「…何?結構仁美も興味津々?」
意外に何も言わないで見てくる仁美に、黒尾は揶揄うように言った。
「……私…、注射もジッと見るタイプ…。」
真面目な顔してそう言った仁美に、黒尾は思わず笑ってしまった。
「注射より、痛いと思うよ?」
覆い被さる様に仁美を見下ろしながら、黒尾は笑って言った。