【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第10章 【ハイキュー】【自作】クロい野良猫【R指定】
「っはぁっ…クロ…おかしくなりそうだよ…。」
初めて与えられる快楽に、眩暈がする様だった。
余裕も無く黒尾の頭を掴んで、その髪を掴むのに精一杯だ。
ただ黒尾に身を任せているだけなのに、それでも黒尾は満足そうだった。
仁美に快楽を与えるためだけに、その手と唇を使う。
「あっクロ……気持ちいいっ。」
素直にそう言うと、どんどん余裕がなくなる黒尾の顔が目の端で見えて、余計に気分を高揚させる。
別に全てが優しく無くてもいい。
余裕が無くなって少し乱暴にされても、絶対に黒尾を掴んでいる手を離すつもりは無かった。
だけどその決意も、黒尾が続ける愛撫に負けそうになる。
黒尾の顔が胸から下半身に動いた時は流石に止めそうになった。
(そんな所見られたく無い……だけど…クロになら全部見せたい…。)
黒尾以外だったら絶対に許さない。
仁美は黒尾の手が太ももを掴んで足を開いてもぎゅっとシーツを掴んで耐えた。