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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第8章 【ヒロアカ 】【自作】轟焦凍はしたい※轟焦凍【R18】


仁美のその言葉に焦凍の全身に電気ぐ走った様だった。
「仁美っ、それヤバいっ!」
今まで我慢していたのに。
仁美に謝っていたのに。

そのたった一言だけで、焦凍は達してしまった。
「…っ、…あっ………はぁ……あっ……。」
焦凍が自分の腕に抱かれながら震えているのが分かった。
その時の幸福感は、今焦凍と共有出来ているだろうか。  

震える焦凍の背中をギュッと抱き締めて、込み上げる高揚感に体を委ねた。
ああ…。
この時間がずっと続けばいいのに。
きっとお互いが切に思った願いだろう。

ギュッと抱き合いながらキスを繰り返す。
幸福感で涙が流れた。
「……仁美、ごめん……。」
荒い息を整えた焦凍が、仁美の涙を拭いながら言った。

違う…。
「……嬉しくて…。」
仁美は焦凍に伝えたくて、自分から慣れない舌を絡ませるキスをする。
痛みで涙を流しているんじゃ無い。
それを伝えたくて、行為が終わっても焦凍にキスを繰り返した。

ああ、どうやら俺は仁美を抱きたかった訳じゃなくて、こうして仁美を抱き締めたかっただけの様だ。

情欲とも純愛とでも言える。
この気持ちをずっと抱いていたい。
離さない。
生まれて初めて本気でそう思った。

「…仁美…愛してる…。」

生まれて初めて言った言葉に、自分で言って高揚して涙が出そうだ。
仁美を抱きたくて、クラスメイトにたくさんアドバイスを貰った。

それがためになっても、そうで無くてもこんなは幸福感に満ちた時間を過ごせた。
それをどうやって、あの英雄達に伝えようか。

そんな事は明日考えて、今はこの幸福感に身を委ねておこうか……。
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