• テキストサイズ

【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第8章 【ヒロアカ 】【自作】轟焦凍はしたい※轟焦凍【R18】


仁美と焦凍は中学から付き合っている。
焦凍が仁美へ告白した事から2人の付き合いは始まった。
順調に付き合いは続いていて、最近の焦凍の悩みはどうにかして仁美と関係を進展させたいのだ。

いつもの様に、放課後の空いた時間で2人は逢瀬を重ねた。
今日は近くのスタバで、他愛の無い話を弾ませる。
焦凍の仁美を見る顔は、いつもより綻び、焦凍の同級生が見たら
、すぐに仁美が彼女だと分かるだろう。
焦凍と同じ目線を注ぐ仁美に、彼もまた満足している。

店から出て、手を繋いで仁美の家に送るのは、もう日常の事だった。
異性と付き合うのが初めての2人は、そうしてゆっくりと、愛を育んでいた。

仁美の家の前に着くと、周りに人が居ないのを確認して、焦凍はゆっくりと仁美の顔に近づく。
それがキスの合図だと、もう確認しないでも分かる。
軽く触れる唇に、お互い顔を赤らめながらキスをする光景は、まだ初々しいモノがあった。

「‥また明日ね。」
「ああ。」
お互いにっこり笑って、家の中に入って行く仁美を見送る。
最初はこれだけの事で、世界中の幸せが自分に割り振られたのでは無いかと思える位に、幸せな気持ちになった。
いつからだろう、見送る仁美に切なさを感じる様になったのは。

恋愛に免疫の無い焦凍は考える。
それがもっと仁美に触れていたい気持ちだという事にはすぐ気が付いた。
触れるだけのキスでは無くて、焦凍はもっと仁美に触りたいのだ。

今日もその切なさを感じながら、家に帰る。
特に下半身が切ないのは、ここ最近では日常的だった。
/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp