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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第6章 【ヒロアカ 】【自作】睡眠不足のわたし達※爆豪【R18】


だけど今は、そんな爆豪のイメージも、私の中で変わっていた。
私が嫌がっていないか、痛がっていないか、爆豪はちゃんと私を見て気遣ってくれた。
「‥怒る事があっても、あんまり怒鳴らないでくれる?」
敢えて聞いたが、答えは分かっている。
爆豪は嬉しそうに笑みを浮かべてわかってると答えてくれた。

こんな風に笑う人なんだと、そんな爆豪の笑顔を見て、胸がぎゅっとなった。
私はこんな風に笑う彼が好きだと思えた。
そして爆豪はこれから、もっと私だけに色々な顔を見せてくれて、きっと私はそんな爆豪を今より好きになるだろう。

明日からは夜寝る為に体液の交換をしなくて大丈夫だろう。
ずっと私を抱きしめてキスをする爆豪を見て、私はそう思った。
そして、この忌まわしい感染が終わっても、ずっと爆豪は同じ様にキスをして、私を大切にしてくれるだろう。
爆豪の腕の中で、そんな未来を描いて、私はそっと目を閉じた。
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