【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第5章 【ヒロアカ 】【自作】毒の花※死柄木【R18】
弔はもうさっきまでみたいに、私にキスをする事は無かった。
ただずっと私の顔を見て、その様子を伺っている。
弔の赤い目に見られて、私はお腹の下辺りが、ズクリと疼いた。
「‥ねぇ、全部入ってるの分かる?」
弔に言われて、私は繋がっているそこを見る。
本当に全部入っていて、私の中で弔のモノがビクビクと動いているのが分かる。
ー痛みなんて無かった。
私はその恥ずかしさで、自分の口元を腕で押さえる。
「動いていい? 仁美ちゃん」
弔の熱のこもった声を聞いて、私は頷いた。
弔は私の膝に手を置いて、そのまま腰を動かす。
「あっ弔さんっ!」
弔のモノが出し入れされる度に、私の口からは悦びの声が漏れる。
そんな私を見て、弔は目を細めた。
部屋には花の香りと、私の声が響いていた。
ギシギシと弔の動きに合わせてベットが軋んでいた。
その音がまた、私の思考を集中させる。
「はっ、んっ。」
何で初めてなのに私は感じているのだろう。
そんな疑問なんて考える暇もなく、弔は私に快楽を与え続ける。
私に痛みが無いのを確認して、弔はやっと体を倒して私にキスをする。
「はっ、あっ。」
弔が絡めてくる舌にもう応える事が出来ない。
「‥気持ちいいなぁ、 仁美ちゃん。‥」
弔が私の唇をペロっと舐める。
たったそれだけなのに、ゾクゾクする快感が私の背中から全身に突き抜ける。
私はまた簡単に弔のキスでイかされる。
「っや、弔‥さん!もぅイっちゃう!」
きっと声に出さなくても、私が達する事は弔に伝わっているはずだ。
弔を受け入れている私の中は、しっかりと締め付けて、疼きを堪える様に私の腰は小刻みに動いていた。
「はっ、中うねって締め付けてきて、凄いな。」