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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第5章 【ヒロアカ 】【自作】毒の花※死柄木【R18】


「‥ 仁美です‥。」
長い前髪から赤い目が覗いていた。
私はその目に捉えながら、目を逸らす事が出来ず、彼の目を見ながら答えた。
私を捉えていた目が細くなる。

彼の顔が近づいてきて、私の唇に触れた。
唇が触れたのは一瞬で、私の唇を割って彼の舌が口の中に入ってきた。
ヌルッと口の中いっぱいに彼の舌が入ってくると、私の口内を舐め上げる。
「っん、‥。」
彼の舌が動くたびに、背中がゾワゾワする。

私はそれに耐える様に、彼の腕を掴んだ。
「‥キスもした事無いのかよ。」
唇が少し離れて、舌打ちでもしてきそうな声が聞こえる。
私は涙目になりながら、首を縦に振る。
そんな私を見て、また彼は目を細めて今度は私の顔を手で撫でる。
ビクッと肩が動くと、また唇を押し付けてきた。

彼に飽きられたく無いので、今度は入ってきた舌に自分の舌を絡めた。
掴んでいた手は、同じ様に彼の顔に移動させて、自分から求める様にキスをする。
「はっ、‥あ、」
唇が離れるタイミングで出る息に、自分が今ままで出した事の無い声も漏れている。

ー気持ちいい。
彼が私を撫でる手も、口の中で動いている彼の舌も気持ちが良くて、気が付けば私は自分から唇を押し付けていた。
たっぷり私の唇を堪能して、彼の顔が離れると、また赤い目と目が合う。
「いい顔してるな、仁美ちゃん」
彼はニッと笑って、私の頬を手の甲で撫でる。

「‥お兄さんの名前‥教えて‥。」
彼の唇をそっと人差し指で撫でる。
ゆっくりとその唇が動くのを見ていた。
「弔。」
弔はそう言うと、また腕を折って、私にキスをする。

弔とのキスが気持ちよくて、私は夢心地で目を閉じる。
顔にあった手がゆっくりと下がり、私の胸を掴んだ。
「っ!」
服の上からゆっくりと、その先端の突起物を探していた。
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