第1章 彼との再会
今日、あいつが、こっちに居る事を、友達が教えてくれた。
この京都に・・・
『私でも、入ったことの無いお店で、仲間と話してる。 周りには人が少ないから、聞き耳を立てると、微かにだけど、聞こえる。 いいな~』
そう 思いながら電子柱の後ろに隠れてお店から出てくるのを、待っている私。
そして、お店からカメラマンや音響、照明などのスタッフとあいつとそのメンバーが、わちゃわちゃしながら出てきて、お店の外で騒いでその場に居ないメンバーとテレビ電話で、何か話している。
『ラウ ー ル!』っとメンバーの名前が聞こえ、ついプッ、っと笑ってしまう。
そして、又最後に『ラウ ー ル!』っと言う彼とゅーTubeスタッフが笑いが漏れて、それに連れて私も笑い声が、大きくなってしまった。
その後ゅーTuberのスタッフが、一端撮影が終わったらしく、移動をし始めた時に、自分も、帰ろうとした時に、後ろから肩にガシッっと掴まれてしまい。
「え? 」
「あんたさぁーさっき❗めちゃくちゃ笑ってたよね。」っと捕まえられた。
「いいえ!そんな事無いですよ。」っと言うが、離してくれず、走行している内にあいつに気付かれてしまう。
「あれ? お前って?やんな❗」っと言ってきたので、
「いいえ!人違いです。」っと言ってくるっと方向転換したのだが、
「あぁ~怪力だったよな❗」っと言われて、ついつい。
「誰が❗怪力やねん❗アホこーじ❗」っと言って口に手を当てるが、すでに、それは遅かった。
そう ついつい売り言葉に買い言葉、条件反射っとは、なんと怖いもの・・・
「なんや❗やっぱりやんけ❗」
「アハハ、お久しぶり~」っと自分的には汗を掻きまくり、何せ7人分の目が痛い位に注がれて要るのだから、
・
・
・