第19章 うちはイタチ part2
第三演習場
ロ班の初めての顔合わせ。
やはりと言うべきか、オレは周りの人よりも若いだけあって、歓迎されている雰囲気ではない。
手裏剣やクナイが飛びかえる。大凡オレの実力を試したいと言う魂胆が見えた
「何をしている?説明しろ」
背後から声が聞こえ振り返る。
あの銀色の髪は...仮面を付けているが、以前ヨルさんを抱きしめた彼をオレは忘れない。
あれは...はたけカカシ...
「ここに来るだけの実力があるのか、試したくて」
「若すぎます」
「上層部の判断に不満か?」
「いえ...そう言うつもりじゃ...」
流石カカシさんだ。カカシさんの登場で場が鎮まる
ヨルさんの守りたい人
「コイツは、木ノ葉の最強の下に着いていた。腕は確かだ」
「「「「「!」」」」」
最強...ヨルさんの事か。
周りの反応を見る限り、ヨルさんは顔が広いと感じた
「ロ班隊長のカカシだ。
早速で悪いがフォーメンションを覚えてもらう」
「よろしくお願いします」