第17章 ※溺れる思い
『......』
これは一波乱来そうだ。
そう思いながら、口寄せの印を結びパックンを呼ぶ。
煙と共に小さな忍犬が姿を現した
『拙者に何か様かカカシ?』
『パックン。悪いんだけど、ガイに伝達をしてきて欲しい』
オレはパックンに自来也様との会話を簡単にパックンに伝え、ガイにヨルの警護をして貰うように依頼する
『分かった。では』
そう言い、パックンはガイのもとへ向かう
玄関の扉のノブに手を掛け、扉を開ける。
大切なヨルが狙われる
それもイタチに......
幸せな朝から一変し突きつけられたのは余りにも衝撃的な事。
思わずため息をこぼしてしまう。
『カカシ...おはよう』
!......ヨル...
そうだ。ため息なんて着いてる暇はない。
今は目の前の愛おしい君を守ろう
『おはよう。ヨル』
オレの大切な人だから......