第60章 陥穽
コ「それで安室さんは今、
諸伏っていう公安の刑事さんを探しに行ったんだね?」
『そう。私もこれから諸伏くんを探してみる。
富士崎 蓮也の狙いが私ならきっとまた何か仕掛けてくるはずだし。』
伊「俺は本庁に戻って
富士崎親子の居場所の手掛かりがねぇか調べてくる。」
『ありがとう、伊達くん。何か分かったら教えてね。
あと…萩原くんは瑞希のそばにいてあげてくれないかな…?』
瑞希はもうすぐ出産予定だし
もし狙われたらお腹の子供も危ないかもしれない…
絶対そんな目には合わせたくないから…。
萩「分かった。瑞希ちゃんは俺が守るから任せて!
…でも美緒ちゃんも無理したらだめだよ?」
『うん!』
話が終わったところで私達は松田くんの病室を出た。
コナン君は私が車で送る事になり、駐車場で解散となった。
コ「僕は赤井さんのお手伝いするから
また何か分かったら連絡するね。」
『ありがとう、コナン君。
君には助けられっぱなしだね…。』
小学生に頭が上がらない私。
自分が情けないよ…。