第4章 卒業
萩「なになに〜?
2人で抱き合っちゃって!俺も混ぜてくれる?」
瑞「ダメに決まってるでしょ!
バカじゃないの!?てか美緒との2人の時間邪魔しないでよっ!」
諸「まあまあ、瑞希ちゃん落ち着いてよ。
一緒に写真撮ろうって誘いに来たんだから。」
伊「お前らが話終わるのちゃんと待ってから来てやったんだぞ。
ありがたく思えよ?」
瑞「なんで上から目線なの!?」
『あははっ。』
相変わらず騒がしいけど楽しいな。
でも明日からはこんなじゃれあいも見れなくなるのか…。
そう考えるとやっぱり寂しい。
私がそう考えていると、
松田くんに頭をコツンと突かれた。
松「そんなシケた顔してんじゃねーよ。
今日で会えるのが最後になるわけじゃねーんだから。
会おうと思えばいつでも会えるって。」
『そっか…うん…!そうだよね!!
ごめん、一人で勝手にしんみりしちゃってた。」