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《降谷夢》bonheur {R15}
第56章 美容
side XXX
「はぁ……はぁ……
よし…上手く撒いたぞ…
ふっ、
もう二度とムショなんて入ってたまるか…」
息を切らした男は、ニヤつきながら街中をふらついていると
本屋の前で話す女性達の会話が耳に入ってきた。
「ねぇ見てこの雑誌!」
「あ、それわたし買ったよ!」
「表紙の人めっちゃ綺麗だよねー!」
女性達が立ち去った後、
男はその雑誌の表紙を見て驚いていた。
「…っ、この女………!
…へぇ、相変わらず綺麗なツラしてやがる…。
もう少ししたら……
また遊んでやるからな…。」
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