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《降谷夢》bonheur {R15}

第44章 追想


side 降谷


現在の時刻は午後5時過ぎ。


僕とコナン君は、朝から捜査していた甲斐があり
事件の真相に辿り着くことができたので
美緒が先日まで入院していた
米花薬師野病院に車で向かっていた。


コ「安室さんが捜査資料用意してくれたおかげで
犯人が分かったよ。」

「役に立ったようでよかった。
あとは…犯人を捕まえるだけだな。」


病院に到着してから僕達は1人の医師の元を訪れたが
看護師の話によると、その人物はどうやらすでに帰ってしまった後だったらしい。


「まずいな…。
美緒さんのところに向かったのかもしれない。」

コ「僕、探偵事務所に連絡してみるよ。」


コナン君が電話をかけても
事務所には誰もいないのか、電話は繋がらなかった。
コナン君はそのまま
美緒の護衛をしている高木刑事に電話をかけていて
繋がったところで、通話をスピーカー状態にしてくれた。



高「もしもし?コナンくん?」

コ「高木刑事!今美緒さんと一緒にいる?」

高「いや、さっきまでは一緒だったんだけどね。
容疑者の友成 真を逮捕して、毛利さんも一緒にちょうど今
警視庁に着いたところなんだ。」


「…っ!?」
コ「逮捕したって…どこで!?
美緒さんは今どこにいるの!?」

高「あれ、コナン君知らなかったのかい?
今日はトロピカルランドに行ったんだよ。
美緒さんが行きたいって言ってたからね。
伊達さんから連絡来てないから、まだそこにいると思うけど…。」


班長が一緒にいるとはいえ、犯人は恐らく銃を持っているし
美緒に危険が迫っている事に変わりはない。

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