第43章 危険
「コナン君、明日1日僕に付き合ってくれないか?」
コ「…もちろん。絶対に犯人見つけようね。」
コナン君もどうやら、
蘭さんを泣かせた犯人に相当ムカついているようだった。
それに、僕が自分で捜査し出すことも分かっていたみたいだ。
「本当に…君はすごい子だな。」
僕の呟いた言葉に、コナン君はニヤッとした顔で返事をした。
明日は美緒の警護を高木刑事と伊達班長に任せて
僕は犯人を見つけるため、コナン君と事件を調べる事に決めて
美緒の部屋に戻る前に、風見に連絡を取った。
「…降谷さん?どうされました?」
「すまないが、射殺された奈良沢刑事と芝刑事の捜査資料が見たい。明日までに用意できるか?」
「もちろんです、任せて下さい。」
公安の仕事を風見やヒロに任せっきりだが…
あいつらは文句の一つも言ってこないので
僕は本当にいい友人といい部下に恵まれているなと実感した。
病室で美緒が起きるのを待っていたら
ヒロから連絡があり、公安の仕事を一件頼まれた。
どうやら上司から、早急にと指示を出されてしまったらしい。
僕は蘭さんに美緒への伝言を頼み、病院を出て警察庁に向かった。
ーーーーーーー…
翌日。
僕はコナン君と、佐藤刑事が撃たれた米花サンプラザホテルから調べる事にして、
ホテルの15階を再び訪れ、捜査を開始した。
待ってろ美緒ーーー…
僕が絶対犯人を捕まえて、お前を安心させてやるからな。