• テキストサイズ

《降谷夢》bonheur {R15}

第29章 妊娠






私への妊娠疑惑の誤解がとけて少しの間5人で話していると、零くんがそろそろ帰るよ、と言い腰を上げ玄関に向かったので
私も見送りに向かった。



「仕事の途中で抜けてきたんだ。
美緒、今度からは充電に気をつけろよ。」

『はい……
瑞希と話し込んでてスマホのこと全然気にしてなかったから……。二度と同じ事はしませんっ!』


敬礼をしてビシッと伝えると
零くんは微笑みながら頭を撫でてきた。




「美緒、今回の妊娠は僕の勘違いだったが…





お前との将来、ちゃんと考えてるからな。」




『…っ、へ!?』



零くんはそれだけ言うと、そのまま扉から出て行ってしまった。



瑞「……うわ、降谷のやつ…美緒にベタ惚れなんだ。」


振り返るとそこには瑞希達3人揃ってこちらを呆れたように見ていた。




『き、聞いてたの!?』

松「俺らも帰ろうと思って来たら
お前らが勝手に2人の世界に入ったんだろうが。」



…別にそんなつもりなかったのに!!!




瑞「美緒、私も帰るね。色々ありがと!
また今度連絡するから。」

『うん!体、大事にしてね!』



瑞希は伊達くんと松田くんが送って行ってくれるとのことで
私は玄関で彼らを見送ってから、お風呂に入り
零くんにメールを送ってから眠りについた。







【わたしもいつか、
零くんとの子供が欲しいって思ってるよ。
仕事頑張ってね。おやすみ。】





零くんと同じように、私も零くんとの将来を考えてるよって伝えたくて、そのメールを送った。
少し恥ずかしかったけどね…。






/ 1020ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp