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《降谷夢》bonheur {R15}

第19章 憧憬


side 松田


「ご馳走してやるって言ったけどよ…
お前ら食い過ぎたぞ!少しは遠慮しろ!」

萩原とボウズ達と一緒に
近くにあったファミレスで昼飯を食べたんたが…
コイツら高いものばかり注文しやがって!!


萩「まぁまぁ。
俺と割り勘だからいいじゃん。」


それでも結構な額だったけどな…。


俺たちが学校までの道のりを歩いていると
毛利探偵のところの眼鏡のボウズが
他のボウズ達の輪から外れて、俺たちの元に来た。


コ「ねぇ…、2人は安室さんと仲良いの?
結構親しそうだったけど。」

「まぁ…悪くはねぇけど…何でそんなこと聞くんだ?」

ゼロが公安であることは
例え相手が子供でも誰にも言うなって言われてる。
きっとこのボウズは、あいつのこと探ってるんだろうな。


コ「ひょっとしたら安室さん
悪いことしてる人かもしれなくて…
美緒さんは大丈夫なのかなって思ったんだ…。」

萩「ボウズ、何でそう思ったのか知らねぇが
あのポアロの兄ちゃんは悪い奴じゃねぇよ。
俺達が保証する。」

「美緒か選んだ男だから悪い奴なわけねぇよ。
もし本当に悪い奴だったら、俺達が全力で止めてる。
だから大丈夫だ。」


俺達がそう言うと
とりあえず今はしぶしぶ納得したようだった。


ゼロの事をこんなに疑うなんて…
このボウズは一体あいつの何を知ったんだ?


頭の中で考えていると
いつの間にか帝丹高校に着いたからあまり気にしない事にした。
公安は秘密主義だから、どうせ聞いても教えてくれねぇだろうし。


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