第15章 動揺
萩「まぁ言わなくても
なんとなく考えてることはわかるけどね〜?
…降谷ちゃんのこと考えてたんじゃない?」
『っ…ち、違うよ!!』
萩「そんな顔赤くして言っても説得力ないよ〜?」
『……赤くないし…!』
萩原くんの無駄に鋭い所は苦手だ。
勘弁してよ…もう!
伊「萩原、その辺でやめとけ。また松田が暴れ出すぞ?」
え……なんで松田くん?
松「暴れねぇよ。ムカつくけどな」
な、なんでムカつくの!?
萩「分かった分かった。ごめんね美緒ちゃん。
反応が可愛過ぎて、ついからかいたくなっちゃって。」
『…はいはい。ていうかそんなことより!
せっかく集まったんだからもっと飲もうよ!
みんなのビールも頼むからね〜。』
注文をするために、私は店員を呼ぶボタンを押した。
松「ザルのお前に付き合ってたら俺ら全員潰れるっての…」
伊「まあまあ、俺もたまには羽目外して飲むとするか。
美緒、付き合うぜ?」
『ありがとう!伊達くん!』
その後私達はお酒を飲みながら楽しい話をたくさんした。
しかし
伊達くんが私に付き合って飲み過ぎたせいで潰れてしまったので
今日はお開きとなった。