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《降谷夢》bonheur {R15}

第13章 過去


……わからない。


…そんなの、わからないよ……



罪のない人が死んだのに……


なんで警察が犯罪者を庇うの……?




『……私には…とても理解できません。


事件を平気で隠蔽しようとするこの警察組織は…
決して正義なんかではなく、悪としか思えません。』


その後わたしはとても仕事をする気にはなれなくて自宅へ帰り、すぐにベットへ潜り込み声が枯れるまで泣き続けた。



前田さんを殺した犯人が憎い…
その犯人を野放しにした警察組織が憎い…


こんなの……



わたしの憧れていた警察官がすることじゃない…




 




翌日、わたしは上司に辞職願を出した。


そして手錠や警察手帳などを机の上に置き
警視庁を去ったーーーー








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