第10章 発見
松田くんにメールを送った後、
私は先ほどコナン君と話した内容を思い出していた。
『もしもし、コナン君?
ひょっとしたら君、あの予告状の暗号
大体解けてるんじゃない?』
コ「…うん。」
『やっぱりね。難しいことをお願いするけど……
ギリギリまでヒントを見てほしいの。』
コ「うん。分かってる」
『絶対…爆発させないで。
松田くんも、君も、誰も死なせたくないの。
すぐ解体できるように道具は握ってて。』
コ「僕も、そのつもりだよ。」
『…君は本当にすごい子ね。松田くんに代わってくれる?』