第10章 発見
松「……もしもし、美緒か?」
『やーーっと出た!!!遅い!!!
電話無視してたでしょ!ばか!』
松「っ、声でけぇよお前。耳痛ぇ…』
『はぁ、もう…。美和子ちゃんから聞いたの
爆弾止めてない理由。』
松「そうか…ごめんな、美緒。」
『何に謝ってるの?
私がそう簡単に松田くんを死なせるわけないでしょ?
二つ目の爆弾の場所、なんとなく見当ついたから電話したの。』
松「!!…おい、それ本当か?」
『嘘ついてどうすんのよ。
でも全部が解けたわけじゃないから
ヒントってやつは知りたいの。
コナン君、そばにいるよね?電話代わってくれる?』
俺は自分のスマホをボウズに渡した。
コ「もしもし?美緒さん?
………うん…、…うん。………分かってる…。
僕もそのつもりだよ。」
爆弾には盗聴器が仕掛けられているため
犯人に聞こえないように
ボウズは小声で美緒と話していた。