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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾


『気をつけてね。仕事頑張って!』

「ああ、ありがとう。
美緒はゆっくり休んで、早く怪我治せよ。」


頭を一撫でされ「またな」と言って
降谷くんはそのまま出て行った。


私は玄関に鍵をかけ、
リビングまで戻りソファに座り直した。


『……アラーム鳴ってなかったら
今頃どうなってたのかな…。』


あの時…安心したような
がっかりしたような複雑な気持ちだったけど…


どっちかと言うと
がっかりした感の方が勝っていた気がする…


…って、何考えてるんだ私は!!
やばい、一旦気持ちを落ち着かせよう…。



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