第8章 秘密
梓「じゃあ安室さん!
あの人にアタックしてみたらどうですか!?
お会計してるところ見てたら、
なーんか不思議なんですけど
お似合いだなって思ったんですよ〜」
降「っ!?
っ…いやいや、あれだけ綺麗な人なら
恋人がいるかもしれませんよ?」
しまった。確認するのを忘れてたな…
いないと信じたいが。
梓「じゃあ今度会った時に聞いてみましょうか!
また来てくれるかなぁ。」
降「さあ、どうでしょうね…。
あ、梓さん。お客さんですよー」
梓「はーい!
いらっしゃいませ〜!お好きな席にどうぞ!」
梓さんとの会話を終え、
ランチタイムの仕込みをしたりと仕事に集中した。
今度美緒がこの店に来たら
梓さんは僕にお節介を焼いてきそうだな。
そうすれば堂々と美緒と会話出来そうだが
しかしそれは安室透としてなので、少し複雑だ…。