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《降谷夢》bonheur {R15}

第1章 出会



みんなにそう提案したら、
驚いた顔をした4人が僕を見ていた。


降「なんだ?何か変なこと言ったか?」



諸「いや、変なことは言ってないけど…」

松「ゼロがそんな風に女の心配するの珍しいなって思ってよ。」

伊「ちょっと意外だったというか、な?」

萩「もしかして降谷ちゃん、
あの子のこと気になっちゃった感じ??」



萩原の一言のせいで
みんなは僕の方をニヤつきながら見てきた。



降「なっ、んでそうなるんだよ!
違うからな!?」



萩「まあまあ。そんなにムキにならなくても
好きになっちゃったもんはしょうがないっしょ」

降「違うって言ってるだろ萩!
全く…次の講義始まるから早く行くぞ!!」



僕は4人の言葉を無視して先に歩き出した。
後ろではまだ揶揄う声が聞こえる…



…彼女のことが気になってる?
今日初めて話したばかりなのに?
そんなことありえないな…。







これが、彼女と僕たちの出会いだった。



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