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《降谷夢》bonheur {R15}

第1章 出会


side 降谷


『バカっていう方がバカなんだよ!!
ばーーーーーーか!!』


彼女の発した言葉にぽかーんとしているうちに、
すでに彼女の姿はなくなっていた。


それは他の4人も同じなようで…



「「「「「ぷっ!はははははは!!!!」」」」」


気づいたら5人そろって吹き出し大笑いしていた。




萩「何あの子!めっちゃ面白い子じゃん!
俺のことモテ男って!ウケる!」


松「ほんとだよ……誰だよあいつのこと
今年1番のクール美人って言ったやつ…
全然クールじゃねぇじゃねえか!」


諸「俺なんて優男だよ?
初めて女の子にそんな風に呼ばれた。」


降「僕は金髪野郎だぞ?
ただの悪口にしか聞こえない…。」


伊「間違ったことは言ってなかったと思うがな。
俺はただ説教されただけだ…
お前らのせいでな。」


萩「ごめんね、班長。
これから少し気をつけるよ。」


伊「少しじゃ困るんだよ!!」




降「まあでも、
彼女の気が思ったより強くて安心したけど、何かあるかもしれないから警戒しとくに越したことはないな。みんなで気にかけておこうか。」


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