第6章 再会
松「詳しい話は今度じっくり聞かせてもらうからな!
今は犯人捕まえないといけねぇから。」
うわー…
取り調べされるのか……怖っ…!
『そういえば松田くん、捜一に異動したんだね。
それもなんか訳あり?』
松「ああ、ちょっとな。
それも時間できたら詳しく話す。」
わたしの知らないところで
松田くんも色々あったようだ。
『うん…わかった。
捜査の邪魔しないようにしてるから…頑張ってね。』
松「ああ。
それとな、美緒…
俺、お前にめちゃくちゃ会いたかった。
もう勝手にいなくなったりすんなよ。」
『…っ。』
松田くんが辛そうな顔でそんなこと言うから
わたしはただ黙って頷いて、みんなの所に戻った。
『市長、離れてしまいすみませんでした。
美和子ちゃんと高木くんもありがとう。』
「いや、大丈夫だ。
なんか訳ありだったんだろ?気にしなくていいよ」
佐「それじゃあ私達は捜査に戻ります。
先輩、また話聞きにきますね!」
彼女達はそのまま現場に向かっていった。