第2章 サボるな
「弓道部に入ったよ」
「そうか‥」
父はの制服に目をやった
「ちゃんとズボンにしたんだな」
「うん‥ちゃんとズボンにしたよ‥これからも弓道続けるから」
「学校ではちゃんと男として振る舞ってるか?」
「うん‥大丈夫」
は自分の部屋に戻った
「マサさん‥」
は滝川に電話をした
『どうした?』
「なんか声‥聞きたくなって‥ごめんね‥さっき会ったばかりなのに‥」
『構わないぞ?』
滝川はそう言って笑った
「マサさん弓道辞めないでね?約束して?お願い」
『‥そんなに辞めてほしくないのか?』
「うん」
『‥わかったじゃあ切るぞ?』
「うん‥またね」