第10章 話がある
「そんな事この俺が許すとでも?」
「お願い!!父さん!!もう嫌なの!!自分を偽って生きるの嫌なの!!」
「許さぬ!!」
は唇を噛み締めた
「父さん!!お願い!!」
すると父はの頬を思いっきり叩いた
「どうして‥許してくれないの‥私は自由になりたいのに‥」
「貴様に自由などない!!これから先も男として生きていくのだ!!男として弓を引き続けるのだ!!」
「父さんの考えはもう古いんだよ!!」
「なんだと?」
「確かに昔は父さんの時代は弓道は男の人がやるものだったかもしれない!!でも今は違う!女の人も弓道やってるんだよ?」
「黙れ!!」
父はの髪を掴んだ