第1章 風舞高校弓道部
「竹早だっけ?」
「何?」
「鳴宮は弓道やめてないよな?」
「大丈夫‥きっと湊は戻ってくる!」
静弥はそう言って笑った
「と湊はどういう関係?」
「別に‥どういう関係とかないよ‥ただ僕は‥鳴宮の弓道が好きなんだ‥鳴宮みたいな弓を引きたい‥鳴宮が風舞に来ると噂で聞いたんだ!だから僕は風舞に来た!」
静弥は微笑んだ
「つまり湊のファンって感じかな?」
「鳴宮が戻ってきたら教えてほしい」
はそういうと弓道場を後にした
「なんだ?あいつ」
「まぁまぁかっちゃん今日はいいじゃん?初日だしさ!明日俺一緒に来るからさ!ね?」
「鳴宮が戻ってきたらって‥戻ってこないとあいつ来ないのか?」