第7章 この事は言わないで
「実は‥‥」
「何?マサさん」
「今度風舞高校で弓道部のコーチをする事になった」
「え!?」
滝川は微笑んだ
「森岡先生から頼まれたんだ」
は嬉しくて滝川に抱きついた
「マサさん!一緒に弓を引ける!!やったぁぁ!!」
「そんなに嬉しいか?」
「うん!嬉しい!!」
「だが」
「何?」
「お前の事ちゃんと皆に話すこと出来るか?」
は動きを止めた
「今のうちに話しておいたほうがいいと思うぞ?」
「‥わかった!話すよちゃんと」
「よし!」
「でも‥父さんにまた怒られちゃう‥」
「幸平さんの事もどうにかしないとだな‥」
はスマホを開いた
「あ!やばい!マサさん帰るね!また明日!」
「おう!気をつけろよ」