第7章 この事は言わないで
「マサさーん!!」
「‥今日は早いな」
滝川は掃除をしていた
「マサさん!!」
は滝川に抱きついた
「その頬をどうした?」
「‥昨日父さんに叩かれた」
「幸平さんに!?」
は頷いた
「昨日‥私って言っちゃって‥それで‥」
の目からは涙が
「マサさん‥私自由になりたいよ‥」
滝川はを抱きしめた
「もう男でいるの嫌だよ‥女の子のままでいたいよ‥‥髪の毛だって伸ばしたいよ!!伸ばしてまた昔みたいにマサさんに結んでもらったりしたいよ‥‥もう疲れたよ男として生きるの‥もう嫌だよ‥‥マサさん‥マサさん」