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テニプリ【月夜に誘われて】裏 18禁

第2章 奪いたい  *切原赤也  彩菜様に捧げます


気持ち良さそうに寝てるなぁ…
軽く口を開け、寝息が洩れる…

触れてみたくなる…

やべ~。

触れては、いけない女(ひと)
この女(ひと)は、幸村部長の彼女…
自分に云い聞かせる。
視線を外そうとした瞬間

仁王先輩の云った言葉を思いだした。

『赤也…自分が欲しいと思ったもんは、強引に奪わらんと手に入らんぜよ。』

「ん…」

微かに洩れる先輩の声
そうっと 唇に触れてみる。
…柔らかい…
一回だけ…
軽くキスをする。
うわぁっ。
めちゃくちゃ気持ち良い。
もう一回だけ…
今度は、舌を入れてみる。
先輩の舌を軽く舐めあげる。
その時、俺の頭の中で何かがはじけた。
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