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黄色い花の冠を君へ

第5章 departuer(フリスク)


「行くの?」

「え、うん…」

「そう、どうかモンスターの罠にかからないように気を付けて」

「……つい最近のことなのに…君とパズルを一緒に解いている時間がなんだか懐かしく思えるよ…」

ノエラはじっと僕を見つめた。僕は理由はないけど咄嗟にごめんと謝った

「簡単でしょう?あのパズル。きっと外へ出てもあんなクオリティーだよ。
本当に難しいのは真のパズルにどうやって立ち向かっていくのかってこと」





私はそれができなかったから友達を失った




「…嫌だな、君を失うのは」

「貴方はそうはならないから安心して。
さっきの戦いだって単純なことだけど意味のある事なんだよ?」







「違う」

「何が?」

「僕は…離れたくないよ…ノエラ」


この気持ちに必死で蓋をする
見つからない。今ここで君を抱きしめていい理由が
「ごめん、自分でした選択なのに、矛盾してるよね」




























頬にふにゅりとした感触がしたのは三秒後


「ッ…!い、今……////」

「ねえ、
もしなにか     ”別の道”      があったなら


私を迎えに来てもいいよ」















ずっと待ってるから
バイバイ。大好きだよ




















「君なんて間抜け面してここに来てんの」

「うるさいしばらく黙ってて花////」

相変わらず君はずるいよ…///


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