第7章 再会
目を疑うような光景に唖然としていると、
団子のように重なったメンバーの後ろから國神さんが無理矢理中へと入って来た。
『・・・國神さん…⁇』
國神さんは私の前に立つと、
「、わりぃ……。今日の試合勝てなかった。」
悔しげに顔を歪ませた。
『そ、、そんなっ‼︎謝らないで下さい……!』
昨日の事を気にしてくれてるのだと思うと、胸が締め付けられた。
「いや…。あんな風に啖呵切っといてカッコわりーよな。」
國神さんはギリッと奥歯を噛み、はぁ〜…。と項垂れた。
そんな事、ないのに…。
そんな顔、しないで欲しい…。
國神さんも、チームZの皆んなもカッコ悪くなんてないっ…‼︎
ーーー気付けば我慢出来ずに、声を上げていた。