第13章 *それぞれの初めて
影山side
あの日は勢いのままに抱いてしまいそうになったけれど
今日はゆっくりと花澄さんを抱きたかった
焦らして
焦らして
恥ずかしいのなんかどうでもよくなるくらい
俺の事を求めて欲しかった
しつこいくらいに淡いピンクの飾りを責めてやるともどかしそうにすり寄せる足
無意識に強請るように見上げてくる花澄さんの顔がたまらなく可愛かった
もっと‥
俺を欲しがって‥
「そういえば‥ストレッチ一緒にした事覚えてますか?」
『ふぇっ‥?ストレッチ‥?』
はぁはぁと呼吸を乱しながらとろんとした大きな目で見上げてくる
そうやって俺の事以外何も考えられなくなればいい
「そっスよ‥二人組でストレッチ‥あの時の花澄さんエロすぎたんで我慢するの大変でした」
柔らかな胸が押し当てられて
俺の上で赤くなる花澄さんはめちゃくちゃ可愛かった
「俺があの時どんな気持ちだったか‥思い知ってください」
『ぇっ‥まって‥なにする‥の‥』
戸惑う花澄さんの上に跨るように座って
右足の太腿と足首を持ち上げて
ぐっと体重をかけて押し込む
『ひゃっ‥や‥だ‥っ‥この格好恥ずかしい‥!』
ぐっと押された太腿が大きな柔らかい胸に密着して
ショーツの恥ずかしい割れ目がぷっくりと浮き上がる
「恥ずかしいっスよね‥俺もあの時花澄さんが上に乗って‥エッチしてるみたいでドキドキしました‥」
ぷっくりと主張する割れ目を指先でゆっくりとなぞるとすでにすっかり濡れてしまったそこが音を立てる
『ゃだゃだ‥だめ‥っ』
ビクビクと身体を揺らして顔をまっかに染める花澄さん
「ストレッチしとかないと‥今からする事で身体痛めても困りますしね」
『そうなのっ‥?影山君が身体痛めたら困るから‥恥ずかしいの我慢する‥っ』
顔から火でもふきそうなくらい
真っ赤になって恥ずかしがってるのに
純粋な花澄さんは俺の身体を思ってそんな事を言う
この後にどんな事が行われるかもよく知らないくせに
本当にこの人はどこまでも俺を夢中にさせる