第3章 再会
それから黙って俺たちは潜水艦に戻った。
「おかえりなさい、キャプ…テ……え!?」
俺が女連れなんて初めてだから驚いたのだろう。
「ペンギン、ちょっと外出てろ、船番変われ。」
「り…了解……デス……」
そう言って潜水艦を降りていった。
そのまま俺は部屋にシズを連れて行ってベッドに押し倒した。
この時の俺はとにかくお互いが生きてるという実感が欲しくて仕方がなかったのだろう。
がっつく俺を、シズは何も言わずに受け入れてくれる。
俺は、お前をずっと愛してた。
今でも愛してる。
生きててくれてありがとう。