第2章 革命軍の日々
「ドラゴンさん、少しお話いいですか。」
「シズか、どうした。」
抜けることを言うの緊張するけどちゃんと言わないと。
「革命軍を抜けたいです。」
ドラゴンさんはびっくりした顔で黙った。
沈黙が続いた。
「どうしてだ。」
沈黙を破るようにドラゴンさんが聞いてきた。
フレバンスの事。
ローの事。
全て話した。
「そうか。大切な人に会いに行くんだな。」
「はい、どうかお許しください。」
「分かった、俺たち革命軍はお前を全然で応援する。助けが必要な時も必ず力を貸す。だから抜けたとしても、いつでも頼ってくれ。」
そう言われて私は涙が止まらなかった。
「今までありがとうございました。」
「こちらこそ今までよく色んな功績を残してくれた。これは必ずこれからの糧にする。」
そうして私の革命軍脱退は決まった。
深いお辞儀をして私はドラゴンさんのテントを出た。